2006年06月一覧

走りまわるネドベドを支えるもの

「我々チェコ代表は、一瞬にして、偶然に生まれたチームではなく、長い年月の積み重ねによって生まれた必然的な集団だ」パベル・ネドベド Number Plus Augut2004 欧州選手権総集編より

ドイツワールドカップも1次リーグを終えベスト8が今朝決まった。
大きな番狂わせも少なく、ほぼ順当に進んでいるという中で、チェコの一次リーグ敗退は残念なできごとの一つだった。もうちょっと見たかったなあ、と思うが、イタリア、ガーナ、アメリカ、チェコという結果的に一番苦しいグループの中で、主軸の選手の怪我が相次ぎ、致し方ない結果だったかもしれない。 続きを読む


川口能活と中田英寿 この二人を結ぶキーワード

「ヒデだけが、試合中に頭を切り換える速さが僕と同じなんです。やっぱり世界を戦ってきたからかなあ」「28年目のハーフタイム」 金子達仁著 1997年

ワールドカップ、日本の初戦オーストラリア戦。日本国民の多くが注目する世界大会の最後の6分間での3失点。川口能活の体の後ろで、ボールがゴールネットを3回揺らす。 続きを読む


ロッベンのドリブルをマネしよう

「唯一の悔いは、ロッベンと一緒のチームでプレイできなかったことだ」オランダ代表監督 ファンバステン 雑誌スポルティーバ2005年3月号(集英社)より

元ヴェルディの北澤が、「今回のワールドカップではドリブルをする選手に期待したい」と言っていた。なぜなら、ドリブルは子供たちにとって魅力的で、マネをしたくなるからだ、と。 続きを読む


シンプルに!

「サッカーはシンプルで美しい。複雑にしようとする人も いるが、それは許されるべきではない」ディエゴ・マラドーナの名言

「考えすぎていたかも」
ある日、サッカー少年が、地域のサッカー大会で大事な試合に負けたとき、数日後に彼がそういった。 続きを読む


ジーコ監督 4年ではなく17年

「私は日本でサッカーを指導したい。できればプレイしてもいい」
17年前の埼玉の少年サッカーでのジーコの発言。「神様ジーコの遺言」岡 邦行 著(三一書房)より

ジダンはいったん表明した引退をひるがえした。そして、ワールドカップが終わったあと、日本のJ2、サガン鳥栖でプレイすることを決めた。 続きを読む


巻 誠一郎はずっと変わらない

「ある人は僕らのひとつひとつのプレーが一生の忘れられない思い出になる人もいるだろうし、ある人は僕らのプレーで勇気や元気をもらって帰っていく人もいるんだよね…」
巻誠一郎のブログより(http://ameblo.jp/seiichiro-maki18/)

神様が「巻」の名前を最後に呼んだ。 続きを読む