サッカー監督一覧

モウリーニョとベニテス

私は監督としては若い。もし20年リバプールにいられるなら、もっと多くの決勝に出て、もっとたくさんのトロフィーを勝ち取ることができるだろう
“As a manager I’m young and if I’m at Liverpool for another 20 years, I hope to reach many more finals and win many more trophies,”
リバプール公式ホームページ 2005年5月5日のニュースより 20年赤く染まっていたい

ベニテスのこの言葉は、少し前のモウリーニョの言葉と一致しているように見えます。

このチームは特別だ。できるだけ長くここにとどまりたい。今の契約期間よりもずっと長くね“This group is really special – that’s why I want to stay with them for the maximum time, maybe for longer than the contract I have.”

モウリーニョとベニテス。一見してこの二人は似ていません。
でも、実は、この二人にはいくつかの共通点があるようです・・・ 続きを読む



モウリーニョ そのコーチ哲学

これまでいろいろな人に影響を受けてきたけど、でも、私は、他人の言ったことをただ受け入れる、というタイプじゃあない。たとえば、スコットランドで学んだトレーニング方法にしても、自分なりに発展させてきた。ボビーロブソンやルイスファンファールのもとにいても同じだ。ロブソンのために世界中を偵察している時だって、自分なりの考えを提示してきた。僕のあとに続く若い人たちには 「私がやったことを、そのまま鵜呑みにするな」 と言いたいね。
“Along the way, I have been influenced by some people, although I have never been the type to just accept the truth of others.
For example, I still have in my mind some exercises I did with you in Scotland, but from these I tried to develop my own variations.
The same with ideas from Bobby Robson and Louis van Gaal. Even when I was scouting for Bobby around the world I got ideas. I tell youngsters who are trying to follow me, “don’t accept what I give you as the pure truth.”
英国リーグ監督協会ホームページでのインタビュー 2005年1月30日 モウリーニョが語るコーチング哲学

自分で考えるんだ、とモウリーニョも言う・・・・ 続きを読む


モウリーニョ 選手経験のない監督

私はヨーロッパチャンピオン。特別な存在だ
I am the European Champion. I think I am special
2004年6月 チェルシー監督就任時の記者会見でのモウリーニョの発言

イングランドのプレミアリーグで、チェルシーが1位を独走している。昨年50年ぶりの優勝を勝ち取ったが、今年もかなり高い確率で優勝しそうだ。監督はご存知、ポルトガル人のモウリーニョ。 続きを読む


長谷川健太の実感

やはりリスクを負って攻めるところは攻めなければ、勝利というのは得られないと思う。清水エスパルス vs ジェフ千葉 (4月23日土 J1 第7節) 長谷川健太監督 初勝利の記者会見コメントより

ふとこのコメントを見ていて、意地の悪い考えが浮かんだ。
ひょっとすると、健太は解説者時代、守備的な試合を批判して 「攻撃にはリスクがつきものです。リスクを恐れて攻撃はできません」 などと言っていたのではないだろうか? 続きを読む


オシムの言葉

記者:ハースがフィットしてきたように見えるが、何か指示は出したのか。
オシム監督 : 試合前に指示を与えるのは簡単だが、何か命令しているわけではない。私がいったことを選手がやってくれるのなら、毎回「2点を取ってこい」というよ。
Jリーグ第3節 ジェフ対ヴェルディ 2-2 オシム監督のコメント

数年前、これと同じセリフを聞いたことがある。。。あるサッカー少年クラブのコーチが言った言葉と似ているようだ・・・・
この日のジェフとヴェルディのゲームを見たわけではないが、相当に面白い試合だったようだ。
オシムもゲームを振り返って次のように言っている。 続きを読む


ジーコ グランドコンディションについて

観客が騒いだりすることに関して、気にしたことはありません。苦しかったのは、ピッチの状態が良くない試合でした。そういう会場にしたのでしょうが、厳しさを感じたのはむしろ、そういう試合です。サッカーマガジン 1019号(2005年4月5日) ジーコ インタビュー

何気ない言葉だけれど、きっとかなり真実なのじゃないか・・・ 続きを読む